リモート環境でも書籍による学びを大切に。『書籍購入サポート制度』をご紹介します
Datachainでは、これまでのR&Dの成果をもとにした新規プロダクトの垂直立ち上げのため、積極採用を行っており、ありがたいことに開発チームの規模が毎月のように大きくなってきています。
その中で、開発組織文化を方向づけ、エンジニアの未知の技術に対する挑戦を後押しするために、いくつかの制度を作ることにしました。
今回は第5弾『書籍購入サポート制度』のご紹介です!
第1弾~第4弾の制度紹介はこちらをご覧ください。
『書籍購入サポート制度』とは
これまでの記事でもお話しさせていただきましたが、Datachainはフルリモート勤務が主体の組織になっています。
本制度は、リモート環境でも書籍による学習を後押ししたいという想いのもと、一定の条件にあてはまる書籍の購入費用を会社が負担するという内容です。
対象
Datachainの全社員(非エンジニアも対象)
概要
・事業に関連する書籍の購入に際して、月1万円(税別)まで会社が費用を負担
└ 経費精算形式
・物理書籍 / 電子書籍どちらも可
・事業に関連するか否かは、運営メンバーの承認制
制度導入の背景
Datachainが大切にしている開発組織の考え方のひとつに
「自ら主体的に学び実践していく文化」があります。
私たちは「ブロックチェーン」という新たな技術を会社・事業の軸に据えているため、学ぶべき技術の内容も日々アップデートされています。書籍以外にもインプットできる情報や媒体はありますが、体系的な知識を得るにはやはり書籍が大きな役割を果たします。
Datachainにはブロックチェーン未経験のエンジニアもおり、そうしたメンバーにとってこの制度が大変有意義であるのはもちろん、すでにブロックチェーンに馴染みのあるメンバーにとっても、実務で得た知識を体系立てて確認できる機会となり、理解がさらに深まることもあります。
こうした観点から、書籍による学習をサポートする制度を設計しました。
また今回の制度設計の背景には、物理的な出社スタイルの変化もあります。
Datachainはコロナ禍以降、フルリモート勤務主体に移行しましたが、それまでは親会社の株式会社Speeeと同じビル内にオフィスがあり、さまざまな福利厚生をシェアしていました。
親会社のSpeeeには「Speee Library」という制度があり、社員は毎月1万円まで希望の書籍を購入することができ、その購入書籍はすべて会社のライブラリーに蔵書されていくため、5,000冊以上の書籍を自由に借りることができます。
当社メンバーもSpeee Libraryを利用していましたが、リモート主体の勤務スタイルは物理ライブラリーとの親和性が低く、従来あった福利厚生を享受しづらい状況が生じていました。
これらの背景を踏まえ、当社ではブロックチェーンに関する知識をより深め、全員が主体的かつ効率的に学び続けられる環境を整えるために、この制度を発足することに至りました。
制度導入から1か月が経過して
10月1日からこの制度を開始しましたが、新メンバーもベテランメンバーも活用する「使われる」制度になっていると感じています。
特に現在はProject Pax等 金融事業の始動に伴って、金融に関する知識を多く身に着けたいというエンジニアが多く、そういった書籍が人気ですね!
また、すでにあった申請のなかでもやはり紙書籍派・電子書籍派が共存しているので、どちらのニーズにも対応できる制度にできたことも「使われる」制度である所以かもしれません。
まとめ
今回は「開発組織制度」の第5弾として「書籍購入サポート制度」をご紹介させていただきました。
Datachainでは、今後もブロックチェーンがなぜ面白いのかなどの情報を含め、毎週開発チームについての発信をこちらのnoteで行っていきます。今後の開発組織制度、そして社員インタビューなども発信していきますので、ぜひnoteやXをフォローいただけると嬉しいです。
また、まずはお話を聞いてみたいという方は、ぜひ以下のカジュアル面談フォームよりご連絡いただけると幸いです。弊社EMの加藤・新田のいずれかがご対応させていただきます!
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ディープテック領域で日本発のグローバルプロダクトを立ち上げるというチャレンジをぜひご一緒できると嬉しいです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!